キックの鬼

今ではテレビで見ることもなくなって、そんなスポーツがあることを知らない人もいると思いますが、キックボクシングは一時期国民的人気のスポーツでした。それに貢献したようなアニメが『キックの鬼』です。1970年10月2日から1971年3月26日まで全26話放送された梶原一騎原作のスポ根アニメです。主人公の沢村忠は当時人気の実在のキックボクサーで彼の半生を描いた作品です。もちろんフィクションも交えているでしょうが基本的には事実を基にしたもので、実際の映像などが時折挿入されてさらに現実感を感じさせるという他のスポ根アニメと明らかに違う作品でした。しかし、というかだからというのか、主人公のヒーロー的姿は他のアニメの主人公よりもあったようなも思います。必殺技の「真空飛び膝蹴り」はだれも知らない人がいないのではないかとこ思えるほど、有名でした。言葉としてもそうですが、マネをする子供も当然多くいました。これは今も昔も変わらないことですが、真似した子供がケガでもすると問題になったのもしますが、ここでもそんなことがあったようにも記憶しています。決して大ヒットアニメというものにはならなかったものの、異色のスポ根アニメとして記憶に残るものだったと思います。主題歌も人気が高かったようにも思います。「キック、キック、キックの鬼だ」なんてフレーズは今でも出てきます。特に何も言ってないんですけどね。
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